実感!血液クリーニング・クレンジング

血液クリーニングの歴史

血液クリーニングもしくは血液クレンジングはオゾン療法と呼ばれる治療法です。
100〜200ccほどの血液を抜き取り、
その血液にオゾンガスを混ぜてオゾン化した血液を再び体内に戻すという治療。

1840年に発見されたオゾンですが、日本においては歯科治療の場面で戦前から使われていました。
特に歯周病に対して大きな効力があったのですが、オゾンが有害物質だという若干乱暴な説が広まり、その後はオゾン使用は衰退していきました。

一方海外はと言うと。
ヨーロッパ地方ではオゾンの研究が非常に盛んです。
特にイタリア・ドイツ・イギリス。年間100万人の人がオゾン治療を受けています。

キューバ、マレーシアの医療現場でも非常に活躍しています。

紅一点アメリカではほとんど使用されていません。
これはオゾン治療の方法を誤り、直接血管に注射して肺塞栓症を引き起こし、患者を死亡させたという医療事故が起こったことがきっかけとなっています。
この事故によってアメリカの政府機関であるアメリカ食品医薬品局(FDA)がオゾン治療を禁止しました。

日本の医療はアメリカの医療を追従している傾向がありますので、アメリカで発展しなかったオゾン治療は日本においても広まることはありませんでした。

2001年にアメリカ食品医薬品局は食品保存に使う殺菌剤としてオゾンの使用を認め、
更に11の州で医師の責任の下でのオゾン治療を許可するようになりました。


オゾン治療が盛んな国の一つであるイギリス。
エリザベス女王のお母さまである「エリザベス・アンジェラ・マーガレット・ボーズ=ライアン」さん、通称クイーンマム。

息子であるチャールズ皇太子にオゾン治療を勧められ、
血液クリーニングを受けていました。


その結果、クイーンマムは1900年8月4日〜2002年3月30日まで生き、101歳という年齢でお亡くなりになりました。



オゾン治療をしていたという事実はイギリスのケルン市新聞にも掲載され、
オゾン治療の効果を裏付ける一つの事実となっています。



血液クリーニングの危険性

血液クリーニングと高濃度ビタミンCの点滴は注意

血液中に大量のビタンミンCビタミンEがある場合に血液クレンジングを行った実験結果があります。
血液クレンジングを行ったところ、ビタミンEの血中濃度には変化はありませんでしたが、ビタンミンCの血中濃度は大きく低下しました。
しかし、一般的には血液クリーニングと高濃度ビタンミンCの相性は良いと考えられています。

つまりこの実験結果からビタミンCの点滴⇒血液クレンジングの順番だとお互いの効果が相殺されてしまうということが判明しました。
滅多にこのようなことになる機会はないと思いますが、万が一血液クリーニングとビタミン点滴を行う際は、血液クリーニングをしてからビタミン点滴をする必要があります。


血液クリーニングで報告された副作用

2000年以降の血液クリーニングをしたことによる副作用は報告されていません。
しかし1999年までは血液クリーニングに使われていたポリ塩化ビニルのバッグがオゾンと反応して有害ガスを発生させていたため、副作用の報告がいくつかされていました。
現在は改善されているため、このような副作用の心配はありません。


血液クリーニングをやってはいけない人

制御ができていない甲状腺機能亢進症の方。
グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症の方。
そして安全性を考えて妊婦の方は血液クリーニングはしないほうがいいでしょう。

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